閉鎖後の翌々年3/10
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足柄の 箱根の嶺ろの にこ草の 花つ妻なれや 紐解かず寝む

足柄 = あしがり ですね。はこねのねろ、ま、箱根高山植物ですかねえ、当時の。
その高山植物のたおやかな花ではないが、お前が花つ妻であるのなら(花をそっと見るように)紐帯を解かないで寝るのであるが…
うん、「そうでないのだから帯を解いて睦みあおうじゃないか」、男が彼女を口説いてるわけですよねえ。
まあ、アダルトな皆さんには言わずともお分かりだったと思います。
で、「花つ妻」なんですよ。
解説によるとこうあります。「成女戒」にある女性…
平たく言えば、嫁入り前の生娘ということでしょう。おそらく頭に花でも挿していたのでしょう。
つまり、花を挿してる♀は嫁入り前であるから手を出してはならないぞ、と男どもが識別できるようなシステムが確立されていたわけですわ。
どうです?
今のように未成年女子とナニしたら罰せられる法律がなかった万葉時代はさぞかしテンテンテン、と思いきや、ちゃんとこうした風習があったんですよ。
そう、かくも情緒的な。
万葉人の名誉のため、加筆にて紹介しました。
で、です。
今言いました未成年女子となんたらとかのことです。
なーんか、ヒステリックな近年ですよねえ。
何を隠しましょう、昨年暮れのこと。ライブドアニュースに掲載された「児童ポルノ云々」の意見投稿に対し、この記事を傍証に激しく反論したことがあったのですけど。
そして、ここ二三日のことです。
巷間、小中学生Tバック写真集に対する風当たりの強さから、自主撤退する出版元が相次ぎだしたと報じられてます。
これもまた未成年女子なんたらの範疇とか。
うーん、そもそも、これが児童ポルノなんですか?

いや、普段からTバックを着用させている親であったなら、この非難もあたるとおもいますけどね、と冒頭東歌同様の反語の句法。
撮影の時だけのTバックなら、例えばピアノの発表会で女の装束させる、バレェのコンクールの時だけ紅白粉つけさせる、ってのと同じだと思いますよ。
私は、小中学生Tバック写真集、いいじゃないかという意見です。
ああ、勿論、殿方がそれを楽しんでよしという意味を含んでですよ。
男性の皆さん。
おおらかに愛してください。
小中学生といっても、貴男たちの性愛対象である女性です。ときめいて何ら不思議はありません。
そして、恐れてください。
古来から言うでしょう? 女は男をたぶらかす魔物だって。
魔物に年は関係ありません。
そして、そして…
いたわってあげて下さい。
こう、なんていうか。「いや驚いた。ほんと、どきまぎしてしまう。でも… しまっておきない」
といったニュアンスの、紹介の万葉人のようなやさしさをもって。
それが、男らしさだと思います。私が常日頃から期待してるところのです。
え? なんです?
お前はTバックを着けたことあるか? って?
…遠慮しときます。
何せ、こんな挽き臼 (意味解るかな? 金田一京助博士が書いてますよ) では、はい。
って、誰だよ!? 「なら、普通のパンツがTバックになるだろ?」って言ってんのは?
この際だから、はっきり言っておきますっ。
一部に私のヒップが96cmだか97cmだかって風評が出回ってますけど、これは誤報、全くのデマです。
そうですよ、せいぜい…
きゅー…じゅー、二か三っ、あはっ!